外壁塗装で削ってはいけない工程とは?
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福岡市・糸島市にお住いの皆さんこんにちは!
物価高と同じように塗料も値上げをしています・・・
「少しでも外壁塗装の費用を安くしたい。」
そう考えるのは当然のことです。
外壁塗装は決して安い買い物ではなく、住宅の大きなメンテナンス工事のひとつです。
そのため、見積りを比較して少しでも費用を抑えることができる方をと思う方も多いでしょう。
塗装工事には「絶対に削ってはいけない工程」と、「工夫次第で費用を調整できる部分」があります。
今回は、外壁塗装で絶対に削ってはいけない工程と、品質を落とさず費用を調整できるポイントを解説します。
外壁塗装は”塗るだけ”の工事ではありません
外壁塗装というと、壁に新しい塗料を塗る工事というイメージを持たれがちです。
もちろん塗る作業も大切ですが、それ以上に重要なのが「塗る前の準備」です。
どれだけ高性能な塗料を使用しても、下地が汚れていたり傷んでいたりすると、
本来の性能を発揮できません。
実は塗装工事の品質は、塗料よりも施工工程で決まると言っても過言ではないのです。
外壁塗装工事で削ってはいけない工程
①高圧洗浄
最初に行うのが高圧洗浄です。
外壁には長年にわたり、
・砂ぼこり
・排気ガス
・コケ
・カビ
・チョーキング
などが付着しています。
これらを十分に洗い流さずに塗装すると、塗料が外壁に密着せず、早期の剥がれや膨れの原因に
なります。
高圧洗浄は「汚れを落とすだけ」の工程ではなく、新しい塗膜を長持ちさせるための重要な下準備です。
「洗浄時間を短縮する」「簡単な水洗いだけで済ませる」といった施工では、耐久性が大きく低下する
恐れがあります。
②下地補修
塗装工事では、塗る前に建物の傷みを補修します。
例えば、
・外壁のひび割れ
・欠け
・サイディングの浮き
・鉄部のサビ
・シーリングの劣化
などです。
塗料は傷を直すものではありません。
そのため、ひび割れがある上から塗装しても、時間がたてば再び割れてしまいます。
建物を長持ちさせるためには、塗装前の下地補修を丁寧に行うことが欠かせません。
③足場工事
足場は単に職人が作業するためだけのものではなく、安全で品質の高い塗装工事を行うために
欠かせない設備です。
足場が不十分だと、職人は安定した姿勢で作業できず、塗り残しや塗りムラが発生しやすくなります。
また、高圧洗浄や下地補修なども十分に行えず、工事全体の品質が低下する原因になります。
さらに、飛散防止ネットを設置することで、塗料や洗浄水が近隣住宅や車に飛び散るのを防ぐ役割もあります。
「足場代を安くするために簡易的な足場で施工する」「必要な場所に足場を設置しない」
といった施工は、仕上がりだけでなく安全面にも大きく影響します。
⑦人件費
見積りの中で目に見えない部分が”人件費”です。
極端に安い見積りは、必要な作業時間を確保できず、一つひとつの工程を急いで終わらせているケースがあります。
例えば、
・塗装回数を省く
・十分な乾燥時間を取らない
・規定より早く次の工程へ進める
など、どれも省いてはいけない工程のため結果として品質に影響が出る可能性があります。
外壁塗装は「職人の技術」が品質を左右する工事です。
経験豊富な職人が時間をかけて丁寧に施工することで、塗料本来の性能が発揮され、長持ちする塗装になります。
価格だけで判断するのではなく、適正な人件費が確保されているかも重要なポイントです。
費用を調整できる工程とは?
①塗料のグレードを見直す
必ずしも最高グレードの塗料が最適とはかぎりません。
建物の状態や今後の住まい方によっては、シリコン塗料やラジカル制御型塗料でも十分な性能を
発揮するケースがあります。
必要以上に高価な塗料を選ばず、自分の住まいにあった塗料を選ぶことが大切です。
②屋根と外壁を同時に施工する
外壁と屋根を別々に塗装すると、そのたびに足場代が必要になります。
同時に工事を行えば足場を一度で済ませられるため、将来的なメンテナンス費用を抑えることができます。
<足場を近隣工事と一緒に設置する>
近所で工事がある場合は配送などの点から相談すると多少費用が抑えられることがあります。
③工事のタイミングを見直す
外壁塗装は「いつ工事をするか」によって費用が変わる場合があります。
例えば、繁忙期は予約が集中するため、希望の日程が取りにくいことがあります。
一方、比較的工事が落ち着く時期であれば、スケジュールに余裕がありキャンペーンなどを
実施している会社もあります。
ひび割れや腐食が進行してからでは補修費用が増えてしまうため、
「まだ大丈夫」と先延ばしにするよりも、適切なタイミングでメンテナンスを行うことが
結果的に費用を抑えることにつながります。
④付帯部の施工範囲を見直す
外壁塗装では、外壁だけでなく雨樋・破風板・軒天・水切り・雨戸などの「付帯部」を
一緒に塗装することが一般的です。
ただし、すべての付帯部が必ず同じタイミングで施工しなければならないわけではありません。
例えば、
・劣化が少ない部分は次回のメンテナンスまで様子を見る
・今回は外壁と雨樋のみ施工する
など建物の状態や今後のリフォーム計画に合わせて施工範囲を調整できる場合があります。
もちろん、防水性能や建物の保護に関わる部分は優先して施工する必要がありますが、
「本当に今必要な工事」を見極めることで、予算に合わせた無理のないメンテナンス計画を立てることができます。
優先順位をつけて施工することが大切です。
建物の劣化状況によっては、今すぐ必要な工事と数年後でも問題ない工事があります。
すべてを一度に行うのではなく、優先順位を整理して計画的にメンテナンスを進めることも、
無理なく費用を抑える方法です。
後悔しないための費用の考え方
外壁塗装で、できるだけ費用を抑えたいと考えるのは当然です。
しかし、目先の金額だけを見て判断すると、後になって
「もう少しきちんと工事しておけばよかった」と後悔してしまうことがあります。
大切なのは、「いくら安くできるか」ではなく、「必要な品質を保ちながら、どこを調整できるか」
という考え方です。
例えば、高圧洗浄や下地補修、下塗り、足場、人件費などは、塗装工事の品質や安全性に関わるため、
単純に削るべきではありません。
ここを無理に削ってしまうと、塗膜の剥がれやひび割れなどにつながり、数年後に再補修が必要になる
可能性があります。
一方で、塗料のグレードや付帯部の施工範囲、工事を行うタイミングなどは、
建物の状態や今後の住まい方によって調整できる場合があります。
つまり、外壁塗装の費用は「今回いくらかかるか」だけではなく、
10年、15年先まで考えて判断することが大切です。
安さだけを優先して必要な工程を削るのではなく、建物の状態を確認したうえで
「絶対に必要な工事」「できれば行いたい工事」「今回は見送ってもよい工事」を整理してみましょう。
見積もりを比較するときも、金額だけでなく、どこまでの工事が含まれているのかを確認することが重要です。
まとめ
塗装工事の品質や安全性に関わる工程は省かずに、金額を調整する方法を知っていただけましたか?
安く抑えたいからと「一番安い業者」を選ぶのではなく、
「必要な工事を適正な価格で行ってくれる業者」を選ぶことが大切です。
当社では、お住まいの状態をしっかり点検したうえで、「本当に必要な工事」と「調整できる工事」を
分かりやすくご提案しています。
無駄な工事をおすすめすることはありません。
「この見積もりは適正なの?」「どこまで工事が必要なの?」と迷われている方は、
ぜひお気軽に無料点検・ご相談をご利用ください。
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記事監修者
山口 博城HIROKI YAMAGUCHI
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