塗装工事の現場でよく聞く専門用語とは?
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福岡市・糸島市にお住いの皆さんこんにちは!
外壁塗装や屋根塗装の工事では、職人や施工管理者がさまざまな専門用語を使っています。
現場の会話や工事の説明、見積書などにも専門的な言葉が登場するため、
初めて塗装工事を依頼する方にとってはどういう意味か分からないこともあるでしょう。
専門用語の意味を知っておくと、工事の流れを理解しやすくなり工事をイメージしやすくなります。
今回は塗装工事の現場でよく使われる専門用語を紹介します。
塗装工事の準備で使われる専門用語
塗装工事はいきなり塗料を塗り始めるわけではありません。
安全に作業ができる環境を整え、塗装する部分をきれいに仕上げるための準備が必要です。
足場(あしば)
足場とは、職人が高い場所で作業するために設置する仮設の作業台です。
外壁塗装では住宅の周囲に組み立てることが多く、塗装だけでなく高圧洗浄や補修などの作業にも
使用します。
足場は作業するためのスペースを確保するだけでなく、安定した姿勢で施工するためにも重要です。
建物の形状や敷地の広さによって設置方法が変わることもあります。
飛散防止ネット(ひさんぼうしネット)
足場の外側に取り付けるメッシュ状のシートです。
塗料や洗浄水、ほこりなどが周囲に飛び散るのを抑える目的で設置します。
完全に飛散を防げるものではありませんが、近隣の住宅や車、植木などへの影響を少なくするために役立ちます。
風の影響を受けるため、強風時には安全面に配慮して管理する必要があります。
養生(ようじょう)
養生とは、塗料が付着してはいけない場所をビニールやテープなどで保護する作業です。
窓や玄関ドア、床、設備など塗装しない部分を覆って保護します。
塗装する場所と塗装しない場所の境目をきれいに仕上げるためにも必要は作業です。
養生をすると工事中に窓が開けられなくなる場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。
高圧洗浄(こうあつせんじょう)
専用の機械を使って強い水圧で外壁や屋根を洗浄する作業です。
塗装前に汚れやコケ、古い塗膜の粉などを落とし塗料が密着しやすい状態に整えます。
単に見た目をきれいにするだけではなく、塗装後の剥がれなどを防ぐための大切な工程です。
洗浄後は塗装する前に十分な乾燥時間を確保します。
下地処理や補修で使われる専門用語
塗装工事の仕上がりや耐久性を左右するのが、塗装前の下地処理です。
現場では素材や劣化の状態に合わせてさまざまな作業を行います。
ケレン
ケレンとは、主に金属部分のサビや古い塗膜、汚れなどを落とす作業です。
ヤスリや研磨工具などを使って表面を整え、塗料が密着しやすい状態にします。
シャッターボックスや水切り、金属製の屋根などで行われます。
サビの程度や素材の状態によって使用する道具や作業内容は変わります。
ケレンには、表面をきれいにするだけでなく、細かな傷をつけて塗料の密着性を高める目的もあります。
このような作業は「目荒らし」と呼ばれることもあります。
クラック(ひび割れ)
クラックとは、外壁やコンクリートなどに発生するひび割れのことです。
幅の小さいものから深く大きく広がったものまであり、発生した場所や状態によって必要な補修方法が
異なります。
特にひび割れがひどい場合には補修材を使った処理が必要です。
「クラック補修が必要」というのはこの補修作業が必要な場合を指します。
シーリング(コーキング)
シーリングとは外壁材のつなぎ目や窓の周りなどの隙間を埋めるために使用する材料です。
建物の動きに追従しながら雨水の浸入を防ぐ役割があります。
現場では「シーリング」「コーキング」の両方の言葉が使われます。
このシーリングの作業で使われる言葉に「打ち替え」「打ち増し」があります。
打ち替えは古い材料を撤去して新しくシーリング材を充填する作業をいい、
古い材料の上から補充する作業を打ち増しと呼びます。
どちらの方法が適しているかは、施工する場所や既存のシーリングの状態によって異なります。
下地調整(したじちょうせい)
下地調整とは、塗装する面の状態を整える作業全般を指します。
ひび割れの補修や表面の研磨、浮いた塗膜の除去、凹凸の調整などが含まれます。
塗装する素材や劣化状況に合わせて必要な下地調整を行います。
下地調整が不十分だと、塗料が均一に密着しなかったり仕上がりに影響したりすることがあります。
塗装作業で使われる専門用語
実際に塗料を塗る工程で使われる言葉を紹介します。
下塗り・中塗り・上塗り
塗装工事では、基本的に下塗り、中塗り、上塗りの3工程が行われます。
【下塗り】
下塗りは下地と上塗り塗料を密着させるための工程です。
素材や既存塗膜の状態に応じて、
シーラー、プライマー、フィラーなどの下塗り材を使い分けます。
【中塗り】
中塗りは仕上げ塗料を塗る工程の一段階目です。
塗膜に必要な厚みを確保し、塗りムラを抑える役割があります。
【上塗り】
仕上げ塗料を塗る工程の二段階目で、仕上げとして塗料を塗る工程です。
色やツヤを整え、塗膜の性能を発揮させるために行います。
ただ、塗料の種類や仕様によって工程数や使用材料は異なるため、
必ずしも3回塗りというわけではありません。
付帯部
付帯部とは、外壁や屋根以外で塗装工事の対象となる住宅のさまざまな部分を指します。
代表的なものに雨樋、破風板、鼻隠し、軒天、水切り、雨戸などがあります。
外壁塗装の見積書には「付帯部塗装」と記載されることが多く、住宅の外観を美しく見せるうえでも
重要な工事です。
付帯部のすべてが必ず塗装できるわけではありません。
付帯部は場所によって使用されている素材や劣化が異なります。
素材によっては塗装に適さないものや、下地処理が異なったり交換・補修が必要になったりする
ものもあります。
工事前にどの部分が塗装対象になるのかを確認しておくことが大切です。
仕上がりや品質管理で使われる専門用語
塗装工事では、塗料を塗り終えたらすべて完了というわけではありません。
仕上がりを確認し、必要に応じて手直しを行います。
塗膜(とまく)
塗膜とは、塗料を塗って乾燥させた後にできる膜のことです。
外壁や屋根の表面を保護し、雨水や紫外線などの影響を軽減する役割があります。
塗膜の厚みや密着性、均一さなどは塗装の品質に関わる要素です。
現場では「塗膜が薄い」「塗膜に膨れがある」といった形で使われます。
完了検査
完了検査は塗装工事が終わった後に施工した部分の状態を確認することです。
塗り残しや塗りムラ、塗料の飛散、養生の撤去忘れなどがないかを確認します。
必要に応じて手直しを行い、工事の仕上がりを整えます。
施工会社によって確認方法は異なりますが、完成した状態をチェックする大切な工程です。
専門用語を知っておくと塗装工事が分かりやすくなる
塗装工事の専門用語は、職人同士の作業内容の共有だけでなく、お客様に工事の内容を
説明するときにも使われます。
例えば、見積書に「下地調整」「シーリング打ち替え」「付帯部塗装」と書かれていても、
それぞれの意味が分からなければ、どのような作業が行われるのか想像しにくいかもしれません。
また、工事中に「今日は養生を行います」「明日は中塗りに入ります」と説明されても、
用語を知らなければ工事の進み具合が分かりにくくなることがあります。
すべての専門用語を覚える必要はありませんが、よく使われる言葉の意味を知っておくだけでも、
工事の流れや職人の作業への理解が深まります。
まとめ
これから塗装工事を予定されている方は、今回紹介した専門用語を把握しておくことで
見積りの内容や工事の説明も理解しやすくなるでしょう。
良い塗装業者であれば、専門用語を使用しても分かりやすく説明してくれるはずです。
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記事監修者
山口 博城HIROKI YAMAGUCHI
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