外壁塗装の塗料は外壁材によって変わる?
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福岡市・糸島市にお住いの皆さんこんにちは!
外壁塗装では耐久性の違い(グレード)があるだけで塗料の違いがあることを
知らない方も多いのではないでしょうか。
実は、外壁材の種類によって相性の良い塗料や適した施工方法が変わります。
住宅の外壁には、窯業系サイディングやモルタル、ALC、金属系サイディングなど、
さまざまな種類があります。
それぞれ吸水性やひび割れのしやすさ、熱による影響などが異なるため、
外壁材の特徴を考慮して塗料を選ぶことが大切です。
今回は、代表的な外壁材ごとに、塗料選びで注意したいポイントを紹介します。
目次
外壁材の種類によって塗料を変える必要がある理由
外壁塗装の目的は、単純に外壁をきれいにすることだけではありません。
雨や紫外線から外壁を守り、外壁材の劣化を抑えることも重要な目的です。
そのためには、外壁材の特徴に合わせて塗料を選ばなければなりません。
例えばひび割れしやすい外壁材と金属でできた外壁材では、必要とされる塗料の性質が違います。
また、外壁材によっては水分を吸収しやすいものもあり、防水性だけでなく透湿性などを
考慮する必要があります。
つまり、外壁塗装では「この塗料が一番高性能だからこれにする」という選び方ではなく、
「この外壁にはどのような性能の塗料が必要なのか」を考えることが大切です。
塗料のグレードだけで選ばないことが大切
外壁塗料には、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機系など、さまざまな種類があります。
一般的には、耐候性や耐久性の違いによって価格も変わってきます。
しかし、ここで注意したいのが「高い塗料=どんな外壁にも最適」というわけではないということです。
どれだけ耐久性の高い塗料を使用しても、外壁材との相性が悪かったり、
下地処理が不十分だったりすれば、本来の性能を発揮できない可能性があります。
外壁塗装では、塗料のグレードだけでなく、
「外壁材は何か」
「現在どのような劣化が起きているのか」
「既存の塗膜はどのような状態か」
「どのような下塗り材が必要か」
といった点を総合的に判断することが重要です。
外壁材に合った塗料を選ぶためには?
①外壁材を確認
実際に外壁塗装をするときには、どのように塗料を選べばよいのでしょうか。
まずは、自宅の外壁材の種類を確認することから始めましょう。
窯業系サイディングなのか、モルタルなのか、ALCなのか、金属系サイディングなのかによって、
注意するポイントは変わります。
②外壁の劣化状態を確認
色あせやチョーキングだけなのか、ひび割れや塗膜の剥がれがあるのか、
サイディングが反っているのか、金属部分にサビが出ているのかなど
現在の状態によって必要な補修も変わります。
③既存塗膜を確認
今の外壁にすでに塗られている塗料の種類や状態を確認します。
外壁塗装は外壁材そのものだけでなく、
「その外壁に今どんな塗膜が乗っているか」も塗料選びに影響します。
④必要な下地処理・下塗りを決める
外壁の汚れやひび割れ、サビ、古い塗膜などの状態を確認し、必要な補修を行ったうえで、
その外壁に適した下塗り材を選びます。
例えば金属系サイディングであれば、サビが発生しやすいため錆止めなどの
下塗りを行う必要があります。
モルタルでは、ひび割れの状態を確認し、必要に応じて下地の追従性などを考慮します。
⑤外壁に適した上塗り材を選ぶ
外壁材や既存塗膜との相性、耐久性、予算などを考慮して、シリコン・フッ素・無機系などの
上塗り塗料を選びます。
見積書を確認するときも「シリコン塗料」「フッ素塗料」といった
塗料の名前だけを見るのではなく、下塗り材まで含めてどのような仕様になっているかを
確認すると安心です。
外壁材ごとに相性のいい塗料がある?
同じ外壁材でも、現在の劣化状態や以前に使用されている塗料によって適した塗装仕様が
変わることがあります。
・窯業系サイディングは選択肢が豊富
現在の住宅で多く使用されているのが窯業系サイディングです。
セメント質の原料などからつくられた板状の外壁材で、デザインや色柄が豊富なことから、
さまざまな住宅に採用されています。
窯業系サイディングの塗り替えでは、シリコン系、ラジカル制御形、フッ素系、無機系など、
さまざまな上塗り塗料が選択肢になります。
例えば日本ペイントでは、窯業系サイディングの改修用下塗り材として
「パーフェクトサーフ」があり、その上にシリコン系やフッ素系、無機系など
複数の上塗り材を組み合わせる仕様が設定されています。
そのため、「窯業系サイディングにはシリコンしか使えない」ということではありません。
予算を抑えながら耐候性とのバランスを取りたい場合はシリコン系、
より長期的な耐候性を重視する場合はフッ素系や無機系など、
住宅の状態や予算に応じて選択肢を検討できます。
・金属系サイディングは下塗りがポイント
金属系サイディングは、金属板を使用した外壁材です。
軽量で、住宅の外壁だけでなくリフォームなどでも使用されます。
金属系サイディングでは、シリコン系、フッ素系、無機系などの塗料が選択肢になります。
ただし、金属系サイディングで特に重要なのが下塗り材の選択です。
金属面ではサビが発生することがあるため、劣化した部分のケレンなどの下地処理を行い、
金属面に適した下塗り材を使用する必要があります。
金属系サイディングの場合は、「フッ素塗料にするか無機塗料にするか」だけではなく、
サビの状態や下塗り材まで含めて考えることが重要です。
・モルタル外壁はひび割れへの対応も重要
モルタル外壁は、セメントなどを使って仕上げた外壁です。
サイディングのような板同士の継ぎ目が少なく、さまざまな仕上げができるのが特徴ですが、
経年によってひび割れが発生することがあります。
そのためモルタル外壁では、単純に耐久性の高い塗料を選ぶだけではなく、
外壁のひび割れや下地の状態に合わせた塗装仕様を考えることが重要です。
シリコン系、フッ素系、無機系などを使用できますが、下地の状態によっては
微弾性タイプやひび割れへの追従性を考慮した下塗り材を組み合わせることもあります。
シリコン・フッ素・無機ならどれがいい?
外壁塗装でよく聞くのが「シリコン・フッ素・無機のどれを選べばいい?」という疑問です。
シリコン系は、価格と耐候性のバランスを重視したい場合に選択肢になりやすい塗料です。
フッ素系は、シリコン系より高い耐候性を求める場合に検討されます。
無機系は、無機成分の特性を活かした高耐候タイプの塗料で、
長期的な耐久性を重視する場合に候補になります。
ただし、塗料の価格やグレードだけで判断するのはおすすめできません。
例えば外壁材との相性が悪かったり、下塗りが適切でなかったり、下地処理が不十分だったりすれば、
どれだけ高価な塗料を使用しても本来の性能を十分に発揮できない可能性があります。
「一番高い塗料を選ぶ」のではなく、「自宅の外壁に合った塗料を選ぶ」ことが大切です。
外壁材によって上塗り塗料そのものが変わる場合もあるけど、特に大きく変わるのが下塗り材です。
まとめ
外壁塗装では、塗料の価格や性能、耐久性に目がいきがちですが、そもそも今の住宅の状況に
あった塗料を選ぶことが大切です。
外壁材に合わない塗料を使用して早期に剥がれが起きないためにも、外壁材の種類や劣化状況などを
詳しく見てくれる業者に頼むことが大切です。
まずは住宅の外壁材が何かというところから確認してみてください。
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記事監修者
山口 博城HIROKI YAMAGUCHI
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