外壁材のALCパネルとは??
2025.05.30 (Fri) 更新
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福岡市・糸島市にお住いの皆さんこんにちは!
外壁材にはサイディングやタイルなど種類があります。
多くのビルや住宅の外壁に使われるようになったALCパネルも外壁材の一種です。
今回は耐久性・断熱性に優れた外壁材として注目を集めているALCパネルについて、
メリット・デメリット、メンテナンス方法まで詳しくまとめました。
ALCパネルはどんな外壁材か?
ALCパネルとは、Autoclaved Lightweight aerated Concrete(高温高圧蒸気養生軽量気泡コンクリート)
の略でセメントに発泡剤を加えて作るため、非常に軽量で断熱性が高いのが特徴です。
さらに、断熱性や遮音性、耐火性、耐震性にも優れているので高層ビルから一般住宅まで
幅広く使われています。
ALCパネルの特徴
ALCパネルは断熱性・耐火性・軽量性に優れた外壁材です。
ですが、吸水性が高いことや表面のざらつき、目地が多いなどの弱点もあります。
表面の塗膜が劣化すると、水を吸収しやすくなりひび割れや内部劣化の原因になります。
表面がざらついているため道路沿いなどであれば汚れが付きやすく、雨だれなどの黒ずみも
発生しやすいです。
そのため耐候性と低汚染性、透湿性の高い塗料を選ぶと良いと言われています。
<メリット>
・耐久性が高い
耐久性が高く、初期費用は高くなりますが外壁塗装とシーリング打ち替えの定期メンテナンスを
行うことでメンテナンスコストを抑えることができます。
・軽くて耐震性に優れている
ALCパネルは通常のコンクリートの約1/4の軽さのため、建物全体の重量を軽減し地震の寄れを抑える
効果がある地震に強い外壁材です。
・断熱性が高い
ALCパネル内部に細かな気泡が空気の層を作って外気温の影響を低減し、熱伝導率を低くすることで
外気温の影響を受けにくい構造になっています。
・遮音性が高い
ALCパネルの気泡構造は音を吸収してくれるため、断熱性だけでなく遮音性能も優れています。
交通量の多い道路沿いなどには効果があります。
・耐火性・防火性がある
ALCパネルは不燃材料に分類されており、火災時にも燃えにくい安全な素材を使用しています。
火災時にはALC内部にある無数の気泡が熱を吸収し内部に熱が伝わるのを抑制し、延焼を防ぎます。
<デメリット>
・吸水性が高い
ALCパネルは外壁内部に細かい気泡があり、吸水性が高く水に弱いです。
適切な防水処理を施さないと雨水や湿気をどんどん吸収してしまい、
水を吸収してしまうと外壁がひび割れ、膨張の原因になります。
・シーリングからの雨漏りのリスクが高い
ALCパネルは他の外壁材に比べると一枚あたりのサイズが小さいため継ぎ目(目地)が多くなります。
そのため、シーリング劣化に注意が必要です。外壁材の中でもシーリング材の劣化が最も早いため
定期的にシーリングの打ち替えを行いましょう。
・価格が高い
サイディングボードなどと比較すると価格が高いです。
ALCパネルのメンテンナンス方法
ALCパネルは長持ちする素材ですが、防水性を保つために定期的なメンテナンスが欠かせません。
塗装メンテナンス
10~15年を目安に外壁塗装を行い、防水性と美観を保ちましょう。
使用する塗料は弾性系や超低汚染タイプが推奨されます。
シーリングの打ち替え
目地のシーリング材が硬化・ひび割れを起こす前に打ち替えを行うのが望ましいです。
劣化してくると弾力性がなくなり、次にひび割れや肉痩せがみられてきます。
【ALCパネルにおすすめの塗料】
<弾性塗料/微弾性フィラーの必要性>
弾性塗料と微弾性フィラーの選択は、ひび割れ対策として重要です。
雨水が侵入すると、内部の鉄筋がサビて膨張することによるひび割れ、塗膜の劣化に
よりひび割れが発生します。
弾性塗料・・・高い伸縮性を持つため、大きなひび割れにも対応できる可能性があります。
微弾性フィラー・・・小さなひび割れを埋めたり、ひび割れの発生を抑えたりする効果があります。
<超低汚染性塗料との相性>
超低汚染性塗料は雨水で汚れを自然に洗い流すセルフクリーニング性能を持ち、親水性
の高い塗膜を形成することで空気中の汚染物質の付着を防ぎます。
・外壁の美観を長時間維持
・メンテナンス回数を抑制できる
・防カビ・防藻性能が高い製品が多い
ALCパネルと超低汚染性塗料の相性が良い理由はいくつかあります。
ALCパネルは表面がざらついており、雨だれ・コケ・排気ガスなどの汚れが付着しやすい素材です。
さらに吸水性があるため、塗膜の劣化が進みやすい傾向にあります。
これらを超低汚染性塗料と組み合わせることで防ぐことができます。
表面の凹凸に汚れがつきやすいのをセルフクリーニング効果によって流し落とし
美観を保つことができる点。つぎに高耐候性のグレードのものも多く、劣化スピードが遅いため
塗膜を長寿命保護することができる点や吸水性の高さから防水性の高い塗料を使用した方が良い点
などからALCパネルと相性が良いといえます。
<シーラーやフィラーなどの下地処理の重要性>
劣化状態に合わせた下塗り塗料を使う必要があります。
ひび割れや剥がれがない場合はフィラーなどの高粘度の下塗り塗料を使いましょう。
ALCパネルは小さなひび割れかた水が侵入すると脆くなってしまうという弱点があるため、
ひび割れしにくくしてくれる塗料が滴しています。
シーラー:塗料の密着力を高める下塗り材。浸透補強が目的。
フィラー:クラックや段差の補修、下地をなめらかに整える補修兼下塗り材。調整が目的。
ALCパネルの劣化症状
ALCパネルが劣化しているサインとして、チョーキングや塗膜の膨れ、クラックがあります。
チョーキング
チョーキングとは、塗料の劣化により粉化した状態です。
ALCの外壁面を手で触ってみて、粉化した塗料が手に付着する場合はチョーキングが発生しています。
チョーキングが起こっていると、色褪せず色が残っていても塗料本来の防水性がなくなっているので
塗装が必要です。
塗膜の膨れ
塗膜の膨れがある場合、塗膜が損傷している箇所から雨水が侵入したことで塗膜の膨れを招いている可能性
があります。放置していると膨れが大きくなり外壁面に悪影響を及ぼします。
クラック
クラックとは、外壁面にひび割れが生じている状態を言います。
ALCパネルは地震などを吸収する構造(ロッキング工法)となっていますが、激しい揺れの場合にはひび割れが
生じることがあります。
ロッキング工法・・・建物の外壁パネルを躯体に直接固定するのではなく、パネルが構造体の変形に追従して回転
(ロッキング)する仕組みを持つ工法です。地震などの揺れが発生した際に、構造体に合わせて回転する仕組みのため
ひび割れや脱落を防止できます。
コーキングの亀裂
パネルのつなぎ目にシーリングを充填し雨水が侵入しないようにしています。
シーリングは劣化しやすい箇所でもあり、経年劣化によって剥離や亀裂などが生じます。
ALCパネルは劣化していなくても、このシーリングの劣化が進むと雨水が侵入する可能性が
あるため補修する必要があります。
まとめ
ALCパネルはコンクリートでありながら、内部に気泡があり非常に軽いのが特徴です。
耐用年数も長く、耐火性や断熱性にも優れている高機能な外壁材といえます。
ただし、ALCパネルは防水性が低いため、防水性の維持を保つためにも定期的な点検とメンテナンス
を忘れないようにしましょう。
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記事監修者
山口 博城HIROKI YAMAGUCHI
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投稿担当者
原澤 結華HARASAWA YUIKA
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