瓦屋根のメンテナンス方法とは?
2025.05.05 (Mon) 更新
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福岡市・糸島市にお住いの皆さんこんにちは!
瓦屋根は耐久性が高く、メンテナンスが不要と言われています。
しかし瓦屋根にも必要なメンテナンスがあります。
今回は瓦屋根のメンテナンスや修理についてお話します。
瓦屋根は日本の伝統的な屋根材で古民家や築年数の経過した家の屋根材で多く使用されています。
瓦屋根の種類
瓦屋根にはいくつか種類があります。
すべての瓦が同じ耐久性や性能を持っているわけではありません。
①粘土瓦(日本瓦)
粘土瓦は昔ながらの伝統的な瓦で和瓦とも呼ばれています。
焼き物のため耐久性が高いです。
「陶器瓦」と「いぶし瓦」の2つに分けられます。
②セメント瓦
セメントを主成分とした屋根瓦です。
セメント瓦は年数が経つと色褪せが発生します。
塗装でメンテナンスを行う必要があります。
重量も重いため今では生産されていないものが多いです。
③金属瓦
ガルバリウム鋼板など新しいタイプの金属製の軽量瓦です。
耐震性が高く、割れにくく丈夫、さらに色褪せしにくいのが特徴です。
瓦屋根のメンテナンス
瓦屋根は耐久性が高く、長いものでは50年以上使えるものもあります。
ですが、重量があるため台風や地震が発生した際にはズレやすいです。
そのため割れやズレの確認をし、割れやズレがある場合は差し替えが必要です。
その他にも瓦屋根のメンテナンス工事に漆喰工事があります。
漆喰工事
【漆喰部分の修理が必要な理由】
①瓦を固定・支える役割があるから
瓦屋根は棟部分に漆喰が使われています。
この漆喰は瓦同士を接着させ、積まれた瓦を固定する働きをしています。
そのためこの漆喰が劣化すると、瓦の接着や固定が弱まってしまい瓦がズレたり、
落ちたりする原因になってしまうのです。
②雨水の侵入を防ぐ
漆喰は防水材としての役割もあります。
漆喰が劣化してひびが入ってしまうと、そのひびの部分から雨水が浸み込み、さらに下地に浸み込み
雨漏りになる原因になります。
③内部の葺き土を守るため
漆喰の下には葺き土という土が詰められていて、この土が瓦の土台になっています。
漆喰が剥がれると、葺き土が外に流れ出てしまい土台部分が不安定になってしまいます。
最悪の場合は棟瓦が崩れてしまう恐れもあります。
こんな症状には要注意!!
屋根に見える白い部分は漆喰です。
「屋根の高い部分(棟)の白い部分が剥がれている」
「屋根から白いものが落ちてくる」
この2つがみられる場合は漆喰が劣化していることが考えられます。
瓦がズレている、落ちそうこの場合はケガをする恐れもあるので早めに業者に点検してもらってください。
漆喰補修には「漆喰詰め直し工事」と「漆喰詰め増し工事」があります。
詰め増しでは漆喰が剥がれる可能性もあるため詰め直し工事の方がおすすめです。
【漆喰詰め直し工事の工程】
①古い漆喰を取り除く➡清掃後、下地を整える➡新しい漆喰を詰める
瓦の差し替え(交換)
瓦は分厚く頑丈ですが、瞬間的な衝撃を受けると割れてしまうことがあります。
割れたまま放置していると他の瓦がズレてしまう原因になったり、雨水が侵入したりしてしまいます。
瓦の下には防水シートがあるのですぐに雨漏りにつながるということはありませんが、
防水シートの劣化が進んでしまうため補修作業が必要です。
またズレがある場合も瓦のめくれや落下の危険性があるため、定期的に修正しておく
必要があります。
瓦のズレも隙間から雨水が侵入してしまうため注意が必要です。
棟補修
屋根の1番高い位置にある「棟」(むね)
棟は強風や地震の影響を1番受けやすいため、棟に歪みや湾曲がある場合には
棟を積み直す必要があります。
少しでも歪んでいると徐々に歪みが大きくなり最後は崩れてしまいます…
メンテナンスを行う際はまず棟瓦を取り外し、漆喰で土台作りを行ったあとに取り外した棟瓦を再び設置します。
水切り板金
屋根には雨水を効率よく排水するための仕組みとして板金部材が取り付けられています。(雨仕舞)
外壁と屋根がぶつかる部分や屋根の面と面がぶつかりあう「谷」と呼ばれる部分などがそうです。
雨水がたまりやすい場所になるため、不具合があるとすぐに雨漏りが発生してしまいます。
そのため定期的にチェックをして雨漏りが発生する前に補修することが重要です。
防水シート交換
瓦屋根は瓦だけで作られているわけではありません。
防水シートや漆喰によって家を守っています。
漆喰が劣化して雨水が侵入すると、次に防水シートが劣化し、雨漏りへと続いていきます。
雨漏りは漆喰の劣化だけでなく、台風や地震などの瓦のズレによって瓦の隙間から雨水が侵入
するケースもあります。
瓦の下に防水紙があるため、防水紙の交換と一緒に瓦屋根の葺き直しをおこないます。
葺き替え工事
葺き替え工事は下地材の劣化がひどい場合や防災の面から屋根全体の軽量化をする場合に
新しい屋根材に変更する葺き替え工事を行います。
葺き替え工事は屋根の下地すべてを補修することができるため、屋根全体をメンテナンスする
ことが可能です。
屋根塗装
セメント瓦など塗装が必要な瓦は塗装することで防水性を保つことができます。
色褪せや塗装の剥がれは屋根の防水機能が低下しているサインです。
塗膜が劣化すると雨水が屋根材に浸透しやくなり腐食する原因になります。
瓦屋根のメンテナンスで多いのは、漆喰の詰め直し、セメント瓦の塗装です。
ユーペイントで行った瓦補修
ユーペイントでは、瓦屋根の補修、メンテナンスを行っています。
雨漏りが発生した箇所である、屋根の谷板金周辺の瓦と谷板金、ルーフィング(防水シート)交換を行いました。
①既存の瓦とルーフィング(防水シート)を撤去して雨漏りの場所を撤去しました
②ルーフィング(防水シート)を張り、その上に谷板金を設置しました。
屋根の形状など現場に合わせて、職人の手によって加工し設置していきます。あとは瓦を戻し完了。
今回の工事は雨の流れる道でもある谷部分からの雨の侵入、それによる防水シートの劣化が原因での雨漏りでした。
雨漏りが発生しないように定期的に点検をするようにしましょう。
瓦屋根のメンテナンス時期
屋根部分は見落としや見えない部分もあるため、10年に一度は専門業者に点検依頼をお願いしましょう。
ユーペイントではドローン診断を行っています。屋根の点検もお任せください。
漆喰補修は20年前後が目安で、防水シートの耐久性は30年~35年程度と言われています。
瓦のズレや割れを確認した際は都度修理を行うようにしましょう。
瓦は長寿命ですが、瓦以外の部分の劣化があるので注意しておく必要があります。
瓦屋根の注意点
瓦は長寿命ですが、その他の漆喰や下地のメンテナンスは必要です。
こんなサインがある場合は注意してください。
☑ズレやひび割れ
☑屋根の色褪せ
☑屋根の苔・カビ・藻の発生
☑雨漏り・天井のシミ
☑屋根のたわみ・ゆがみ
この中で最も危険度が高いのは屋根のたわみやゆがみ、雨漏りや天井のシミです。
たわみやゆがみが発生しているということは屋根の下地や構造部分が傷んで屋根を支えきれなく
なっている可能性が高いです。
まとめ
今回は瓦屋根のメンテナンス、修理についてお話しました。
瓦屋根だから「メンテナンスしなくても平気」、「今まで点検してもらったことはない」
という方はぜひこの機会に点検をしてみてください。
瓦のズレがある場合などは瓦が落下してケガや車などに傷をつけてしまう可能性もあります。
割れやズレであれば他の工事よりも簡単に補修することができます。
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記事監修者

山口 博城HIROKI YAMAGUCHI
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投稿担当者

原澤 結華HARASAWA YUIKA
お客様に頼んでよかったと思っていただけるよう、真摯に対応させていただきます。