チョーキング現象って何！？
2024.06.08 (Sat) 更新
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福岡市・糸島市にお住いの皆さんこんにちは！
本日もブログをご覧頂き誠にありがとうございます☆
昨日、外壁の劣化症状についてご紹介させて頂きました！
まだご覧になっていない方はコチラから(^^♪
チョーキング現象（チョーク化現象）は、
塗装やコーティングの表面が時間とともに劣化し、
粉状の物質（チョーク）が表面に形成される現象です。
紫外線（UV）照射
太陽光に含まれる紫外線は、塗膜の化学結合を破壊する主な要因です。
特に有機ポリマーが含まれる塗膜は、紫外線によって分解されやすくなります。
分解されたポリマーは、表面に粉状の物質として残ります。
酸化
大気中の酸素と塗膜が反応し、酸化が進行します。
この酸化反応は、塗膜の柔軟性や粘着性を低下させ、
粉状の物質が生成される原因となります。
水分と湿気
水分や湿気も塗膜の劣化を促進します。
水が塗膜に浸透すると、
塗膜の内部構造が変化し、結果として粉状の物質が生成されます。
温度変化
温度の急激な変化は、塗膜の膨張と収縮を引き起こし、
これが塗膜の内部応力を生じさせ、劣化を早める原因となります。
これにより、塗膜が劣化し、粉状の物質が表面に現れます。
化学物質との接触
大気中の有害物質（例えば、酸性雨、工業排ガスなど）も塗膜を攻撃し、
化学反応を引き起こすことで塗膜が劣化し、
チョーキング現象が発生します。
物理的摩耗
風や砂塵などの物理的な摩耗によっても塗膜が削られ、
劣化が進行し、粉状の物質が表面に生成されることがあります。
対策
チョーキング現象を防ぐためには、以下の対策が有効です
高耐候性塗料の使用
紫外線や酸化に対して耐性のある塗料を選ぶこと。
適切なメンテナンス
定期的に表面のクリーニングや再塗装を行うこと。
環境条件の考慮
湿気や汚染物質の少ない環境での使用や保護対策を講じること。
チョーキング現象は自然な経年劣化の一部であり、
完全に防ぐことは難しいですが、適切な対策を講じることで、
その進行を遅らせることが可能です。
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