戸建て住宅の外壁メンテナンス方法は?費用相場や安く抑える方法を解説
2026.01.03 (Sat) 更新
「そろそろ自宅の戸建て住宅の外壁をメンテナンスすべきだろうか」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
外壁のメンテナンスを怠ると、見栄えが悪くなるだけでなく断熱や遮熱といった機能性が低下したり、外壁の張り替えなど大がかりな工事が必要になったりするリスクが高まります。
そこで本記事では、外壁に実施する主なメンテナンス方法や費用相場、費用を抑える方法をご紹介します。
外壁をメンテナンスしようかどうか迷っている方の参考になれば幸いです。
目次
戸建て住宅で行う外壁メンテナンスの種類と費用相場
戸建て住宅で実施する外壁メンテナンスの種類は、下記のとおりです。
・シーリング(コーキング)の増し打ち
・シーリング(コーキング)の打ち替え
・外壁塗装
・重ね張り(カバー工法)
・張り替え
外壁の目地など、隙間を埋めるための詰め物として使われるのがシーリング(コーキング)です。
シーリングとコーキングはどちらも同じ意味で使われる言葉で、本記事では以降「シーリング」と記載しております。
どのような工事なのか、詳しく解説します。
シーリング(コーキング)の増し打ち
シーリングの増し打ちとは、既存のシーリング材のうえに新たなシーリング材を重ねて充填する方法です。
後述する「打ち替え」より安価かつ工期も短い、といったメリットがあります。
ただし既存の古いシーリング材が劣化している場合、数年で再びメンテナンスが必要になる、といったデメリットもあります。
費用相場は500〜900円/メートルです。
ただし上記金額に加えて、足場が必要になるなど諸経費もかかる場合があります。
シーリング・(コーキング)の打ち替え
シーリングの打ち替えとは、既存のシーリング材をすべて剥がして下地を掃除したうえで、新しいシーリング材を充填する方法です。
増し打ちより手間がかかるため費用は高くなりますが、シーリングがすべて新しいものに変わるため長持ちしやすい、といった特徴があります。
費用相場は700〜1,200円/メートルですが、こちらも諸経費がかかります。
外壁塗装
カビや塗料のはがれを直したり遮熱・断熱などの機能性を高めたりするためには、定期的な外壁塗装も欠かせません。
外壁塗装と聞くと「見た目が良くなるだけ」という印象を持つかもしれませんが、実際にはお家の寿命を延ばすためにも欠かせないメンテナンスです。
一般的に、外壁塗装は70〜110万円が相場です。
ただし使用する塗料や塗る面積、足場の設置など諸々の費用がかかってきます。
重ね張り(カバー工法)
外壁の重ね張りとは、既存の外壁材のうえに新たな外壁材を重ねる工法のことで、カバー工法とも呼ばれます。
既存の外壁材を剥がさないため廃材が発生せず、工期も比較的短く、壁が厚くなるため断熱性や遮音性の向上といった効果も期待できます。
ただし既存の外壁材の劣化が激しい場合や、既に重ね張りを行っている外壁に対しては実施できません。
130〜220万円が相場ですが、こちらも足場など追加で諸経費が発生します。
張り替え
外壁の張り替えとは、既存の外壁材をすべて撤去したうえで新しい外壁材に貼り直す工法です。
外壁塗装や重ね張りで対応できないほど劣化が進んでいる場合や、お家の外観を大きく変えたい場合に選ばれます。
費用は150~300万円が相場となり、他のメンテナンス方法と比較しても高額です。
ただし外壁材の劣化問題を根本的に解決できるうえ、新築に近い外壁の状態を取り戻せるのが魅力です。
戸建て住宅の外壁メンテナンス費用を抑える方法
「外壁のメンテナンスを考えていたけれど、思ったよりも費用がかかりそう」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
外壁のメンテナンスにかかる費用は、決して安いものではありません。
しかし適切なタイミングで外壁をメンテナンスしないと不具合が進行してしまい、本来であれば軽微な修理で済んだものが大がかりな工事が必要になるリスクもあります。
そこで、外壁をメンテナンスする際に覚えておきたい「費用を抑える方法」をご紹介します。
地元の業者に修理を依頼する
外壁のメンテナンスは、地元の業者に依頼するのがおすすめです。
ハウスメーカーやホームセンターなどで相談するのも安心感はありますが、実際に作業を行うのは地元の業者であることがほとんどです。
地元の業者へ直接メンテナンスを依頼すれば、業者によっては外注費(中間マージン)が発生しないため、お手頃価格で質の高い施工を行ってくれます。
また地元の業者であれば交通費がほとんどかからず、何かあったときに駆けつけてもらいやすい点も魅力です。
火災保険を適用できないか検討する
外壁メンテナンスを業者へ依頼する前に、火災保険を申請できないか確認してみましょう。
外壁の重ね張りや張り替えを行う予定で、かつ自然災害が原因で発生した不具合であれば、火災保険の対象となる可能性があります。
ただし実際に火災保険を適用できるかどうかは、契約内容や保険会社の判断によるため、自己判断しないようにしましょう。
また火災保険の申請は、着工前に行う必要がある点にも注意が必要です。
補助金・助成金を申請できないか検討する
国や自治体が実施している補助金・助成金を活用できないか検討するのもおすすめです。
補助金・助成金の対象となれば、費用負担を抑えて外壁のメンテナンスが可能です。
ただし自治体によって実施している補助金・助成金が異なるため、役所に問い合わせたり地元の業者に相談したりするのがおすすめです。
また、こちらも着工前に申請する必要があるため注意しましょう。
必要があれば外壁と同時に屋根もメンテナンスするのがおすすめ
屋根のメンテナンスも考えている方は、外壁メンテナンスとあわせて実施するのもおすすめです。
必要があれば屋根と外壁を同時にメンテナンスした方が、足場の設置が1回で済むためお得になります。
たとえば外壁塗装と屋根塗装を同時に行った場合の費用相場は110〜160万円です。
足場の設置費用(20万円ほど)が1回しかかからないため、別日にあらためて工事するより効率的です。
ただし外壁のメンテナンスだけ行う場合より費用が高くなりやすいため、必要がなければ外壁のメンテナンスだけで問題ありません。
自分で外壁のメンテナンスを行うのはおすすめできない
「外壁塗装など小規模な修理は、自分でも対応できるのではないか?」と考えている方もいるかもしれません。
しかし、自分で修理してもうまく対応できず、結局業者へ依頼することがほとんどになるため、おすすめできません。
たとえば外壁塗装を自分で対応してしまうと、うまく塗料を塗れず、下記のような不具合が発生しやすいです。
・塗りムラが発生するなど、外観が悪化してしまう
・断熱や遮熱など、塗料が持っている機能性を発揮できない
・塗れていない箇所が残ってしまい、そこから不具合が進行してしまう など
上記のようなリスクがあるためDIYではなく、最初から業者に相談するのがおすすめです。
適正な費用で外壁メンテナンスを依頼するなら悪質業者を避けるべき
地元の業者へ依頼する場合は、悪質業者に引っかからないよう注意しましょう。
悪質業者に引っかかってしまうと、法外な費用を請求されたり手抜き工事をされたりするなど、トラブルに巻き込まれてしまいます。
・「今だけ半額」など極端なキャンペーンを提案して、その場での契約を迫る
・「外壁に深刻な問題があり、このままではお家がダメになってしまう」など危機感、恐怖感を煽ってくる
このように、その場で契約を迫ってくる業者には要注意です。
家族や知人に相談して、冷静になって考えましょう。
費用を抑えるなら優良業者に外壁のメンテナンスを依頼しよう
本記事では外壁のメンテナンス方法や費用相場、費用を抑える方法についてご紹介しました。
費用が高いと感じる方もいるかもしれませんが、適切なタイミングでメンテナンスを実施しないと不具合が進行し、修理費が高くなる可能性があります。
信頼できる優良業者に依頼して、適切に外壁のメンテナンスを実施しましょう。





















